木を扱っています。といっても漠然と、,,,

自分の写真
nagoya, aichi, Japan
1956年、名古屋産、工学系、我関せず、刳るものは拒まず去る者は追わず、淡々、

2011年2月1日火曜日

ブレイクエドワーズを見る、そして三谷幸喜

ブレイクエドワーズを見たくなって、DVDを探した。ピンクパンサーシリーズで有名だが何度も見ているので、”ビクタービクトリア”というのが見ていなかった。これはイカン!と姿勢を正して観た。うん、さすが、コメディの王者。とてもおかしいし、物語や、筋はきちんと通っている。ジュリーアンドリュースが主演で、すばらしい声とミュージカルの舞台に感動しつつ、声を上げて笑った。ストーリーの中でお笑いはあくまで脇役。お話しはシニカルに進んでいくのだが、息抜き場面でのギャグがツボにはまってニヤニヤどころでなく、笑い声を上げてしまう。ピンクパンサーその物のギャグだけど楽しい。ストーリーはコメディだけど、話しは滞ることなく流れていく。

つぎに、伊東四朗の生誕70周年記念、三谷幸喜脚本、伊東四朗、佐藤B作、三宅裕司と言ったメンバーのコメディを見た。まず、私は三谷幸喜に笑えない。年代的には、エノケンを観て、渥美清、フランキー堺、伴淳三郎、クレージーキャッツを観た世代だと思うのだが、感性が違う、と言うか笑えない。

私流に言うと、笑いには安心感がいるのだと思う。私の好きな笑いはたいがいワンパターンだ。お定まりの部分でお定まりのお笑いが出る。それはわかっている、それを待ってて意外性も驚きもないけど、笑う、のは単に単純だからだろう。男はつらいよ、でもワンパターンだ。何度でも観られるのは水戸黄門に似て安心してみられるからだろう。

三谷幸喜に笑えないのは、私が三谷幸喜のリズムに乗れない、その間合いを計っているからだろうと思う。間を計るのは監督でも、脚本でもなく、芸人なんだ、と聞いたことがある。間こそ芸だと、コメディアンは言う。そのへんが三谷幸喜作品とのズレのような気がする。

しかし、コメディ、喜劇はこれからどうなるだろう。エノケンから伊東四朗へ続く喜劇芸人の風は、どこへ吹いていくのだろうか。西田敏行、三宅裕司、武田鉄矢も良いとこまで行って成りきれなかった物なあ。